2024年12月21日、私たちは冬至という一年でも特別な節目を迎えました。
古来より「闇が最も深まるとき、そこから光が生まれる」とされる通り、冬至は“再生”や“復活”を象徴する存在ですが、実は一番のポイントは、冬至を過ぎた直後からいかにその上昇エネルギーを掴むか――ここにあります。
そこで今回は、私が長年研究してきたヒーリングとスピリチュアルの観点から、「冬至を過ぎたいまこそ、春に向けて願いを実現しやすい」という理由と、その時期を存分に活かす方法を解説いたします。
【冬至は“始まり”の合図：ここからが本当の拡大期】
冬至の日は一年のうちでも日照時間が最も短く、“闇”が最大化するタイミングです。にもかかわらず、古代から多くの文化圏で祝いの行事が行われてきたのはなぜか。それは、冬至を境に太陽が上り始め、昼の時間が長くなる流れがスタートするからです。
この12月下旬から春先にかけての時期は、日に日に“光”が増していく過程そのものが、自分の内側のエネルギーや可能性を解放してくれるのです。
● 「冬至で終わり」ではなく「冬至から本番」
冬至直前までは、自分自身の“影”や“停滞感”と向き合う時期とも言えます。しかし、冬至を迎えた瞬間から、私たちの潜在意識は**「さあ、ここから上昇だ！」**というモードに切り替わります。暗闇でぎりぎりまで蓄えられていた生命力は、これから春に向けてぐんぐん高まっていくのです。
私自身も何度も実感してきたことですが、「冬至を過ぎた途端に物事がスムーズに進み始める」ケースを多く見受けます。ですから、もし冬至の特別な日に何もできなかったとしても、落ち込む必要はまったくありません。それよりも、いま始まった拡大期にどんな行動をとるかが重要なのです。
【願いを叶えやすい“拡大エネルギー”を、どうやって取り込む？】
冬至後から春分に向かうまでの数カ月間は、「新しいことを始めたい」「現状を変えたい」と感じる人が自然に増えていきます。これには、気候や日照時間だけでなく、意識レベルでの変容が関係しているのです。
● 光の増加がもたらす“積極性”
日が長くなるにつれ、私たちの体内リズムも少しずつ変化します。朝起きたときの明るさが増すと、セロトニンなどの神経伝達物質の分泌が促進され、心身が活動的になりやすい。そうすると、新しいプロジェクトに着手したり、学びや趣味を広げたりと、意欲が自然に湧いてくるわけです。
● 心の“種”を芽吹かせる自然界の共鳴
冬から春への移行期は、植物の種が土中で目覚めて芽を出し始めるサイクルとも重なります。同様に、人間の内側でも「ずっとやりたいと思っていたこと」「いつか叶えたい夢」が芽吹く準備をできているはず。自然界とシンクロすると、その実現に向けたエネルギーが高まり、“タイミング”の後押しを受けやすくなります。
【冬至後にヒーリングを受けるメリット：私の実体験と研究から】
私が世界各地のヒーラーや超常現象の専門家と交流を続ける中で得た結論の一つが、「冬至後はヒーリングの効果が格段に上がる」ということです。私自身もこれを実証するかのような体験を何度も繰り返してきました。
-
地球全体の“上昇エネルギー”との相乗効果
ヒーリングは、個々の身体や意識の波動を整えるだけでなく、大自然や星々のリズムと同期することで格段にパワーアップします。冬至後は、宇宙規模で見ると“光の復活”という流れが始まっており、そのエネルギーとヒーリングが重なると、個人の変容が一気に加速するのです。 -
潜在意識が“解放”に向かうタイミング
冬至前後は深い内省の時期とも言えますが、そこを過ぎると意識は自然と外へ向かい始め、「新たなチャンス」を受け取る準備が整います。まるで、固く閉じていた殻が徐々に緩み、ヒーリングエネルギーを吸収しやすくなるような感覚です。これまで気づかなかったブロックや古い感情を手放すのにも好機でしょう。 -
行動が伴いやすい土台づくり
ヒーリングによって心身のバランスが取れると、“次になにをすべきか”が自然に明確になり、行動に移しやすくなります。山羊座シーズン（冬至から太陽が山羊座に入る）も相まって、計画的・着実に前進して成果を得られる流れが強まるのも魅力的です。
【科学・占星術の側面から見る冬至後～春のパワー】
スピリチュアルやヒーリングの領域だけではなく、現代科学や占星術でも「冬至後の数カ月はやる気が自然とアップし、行動が結果につながりやすい時期」だと説かれています。
-
脳科学的アプローチ
日照時間の伸びが、脳の活性化に影響を与えやすいという研究結果は多々あります。気温も徐々に上がることで、筋肉や内臓の働きが好調になり、“面倒くささ”を感じにくくなるのです。意欲に満ちた状態は、ヒーリングによるエネルギーをポジティブに受け取るベースにもなっていきます。 -
占星術から見た“山羊座エネルギー”
冬至を皮切りに太陽は山羊座へ移行しますが、山羊座は“地のエレメント”であり、社会的成功や現実的成果を象徴します。この期間は、物事を形にする力が強まり、「願いを行動に落とし込み、結果を出す」サイクルが回りやすくなるのです。
【冬至後を最大限に活かすには？ヒーリング×実践のススメ】
ここからは、私の理論を踏まえたうえで、冬至後にヒーリングを受ける際の“心構え”についてお伝えします。
■ 潜在意識が“自然と”変化をアレンジする
私の理論では、ヒーリングによって潜在意識が活性化すると、そこから先は潜在意識自体が自然に変化をアレンジしてくれると考えています。つまり、ヒーリングを受けた瞬間からすでに大きな流れは動き始めており、意識的に「あれもやらなきゃ」「そろそろ効果が出るはず」と気張る必要はありません。
■ 自分から積極的に「変化を呼ぶ行動」をしない
瞑想やアファメーションで願望を言葉にしたり、セルフヒーリングを行ったり、「変化はまだ来ていないか？」と確認したり――こうした行為は、一見ポジティブに見えますが、潜在意識の自然なアレンジを妨げる可能性があります。自分の意志で“変化をコントロールしよう”とすると、せっかくヒーリングによって活性化した潜在意識の動きが停滞しやすくなるのです。
■ 普段通りに過ごし、変化が起こり始めたら“受け入れて”行動する
大切なのは、ヒーリングを受けたあとはあえて普段通りに過ごし、変化が起こり始めたら受動的に受け止めることです。たとえば、急にスケジュールが変わったり、人間関係で不思議な出会いがあったり、気分がガラッと変わるようなきっかけが訪れるかもしれません。そのときは、ぜひ「おや？ 変化が来たな」と気づいて、その変化に合わせた行動をとってみてください。
潜在意識の働きに身を委ねると、現実で起こる出来事が自然と自分を最良の方向へ導いてくれます。まるで「見えない導き手」が整合性のあるシナリオを組んでいるような感覚を味わうことも珍しくありません。
■ 「変化がまだかな？」と考えないほうがスムーズ
「変化はいつ起こるのだろう？」「まだ変わらないのでは？」と焦りや不安を抱いてしまうと、どうしても潜在意識の働きを制限してしまいます。ヒーリング後の一番のポイントは、日常生活の中でリラックスし、なるべくヒーリングや変化のことを考えすぎないことです。
意識があまりにも“変化そのもの”に向かっていると、潜在意識のクリエイティブな動きをブロックしやすくなります。自然な流れで起こる変化に気づいたら、そこに柔軟に乗っていく――それだけで、冬至後の上昇エネルギーとシンクロしながら、理想的な未来へと進んでいくことができるのです。
【これから始まる“拡大サイクル”は、あなたの後押しを待っている】
「冬至を逃してしまった…」と感じていた方も、どうかご安心ください。冬至とは、“これから光が増す”という合図に過ぎません。ここから春にかけて、日を追うごとに上昇していくエネルギーは絶大で、あなたの願いに強力なサポートを与えてくれます。
その波に乗る最良の手段こそが、ヒーリング。ヒーリングは、あなたの意識・身体・魂が本来持つ力を目覚めさせ、地球や宇宙レベルの“流れ”を取り込みやすくするための方法です。私自身、数多くの方々を見てきましたが、冬至後のタイミングでヒーリングを受けた方は、驚くほどスピーディに結果を出すケースが多々ありました。
【私からのメッセージ：冬至は過ぎた、だからこそ“いま”行動しよう】
いままさに、あなたの内面には「本当にやりたかったこと」「ずっと温めていた想い」の“種”が眠っているはずです。冬至を過ぎた今、この種は土の中で芽吹く準備を着々と進めています。どうか、**「遅かったかも……」と思わず、“ここからがスタート”**と捉えてみてください。
暗闇が最も深いからこそ、そこに光が差し込み始める――この原理は、スピリチュアルな次元でも、科学的な次元でも共通しています。ヒーリングを上手に活用しながら、あなたの夢や目標を現実へと引き寄せていきましょう。2025年の始まりを、これまでになく輝いた自分で迎える準備はできていますか？
- 冬至は終わりではなく始まりである
- いまこそ、地球と宇宙の後押しを手に“行動”を起こすべきとき
- ヒーリングがあなたの願いを実現へと加速させる鍵になる
もしも「やってみたい」「本当の自分を目覚めさせたい」と心が動いたなら、それはもう十分なサインです。その気持ちをどうぞ大切に、ヒーリングという“変容のツール”を取り入れてみてください。私も引き続き、皆さまがよりよい人生を歩んでいけるよう、研究と実践を重ねながらバックアップしてまいります。
さあ、冬至後の拡大エネルギーに身を委ね、“新たな始まり”を思いきり楽しんでいきましょう。
暗闇を経たからこそ見える光――その輝きこそが、あなたの中に眠る可能性を力強く開花させるのです。
悟りの賢者
Nobuyuki NONAKA
